スライド01
これは日本の死因別死亡率の推移です。戦前までは肺炎・結核などの感染症による死因が主でしたが、抗生物質が医師たちによって開発されると、感染症はほとんどなくなりました。真ん中の線はガン(悪性新生物)ですが、1945年の広島・長崎原爆まで、ほとんど変化がありませんでした。ガンの20%は、バクテリア・ウイルス・寄生虫による感染症が原因とされています。最初は感染症の増加に連れてガンも増え、やがて両方ともほぼ一定になります。そして1945年以降は、感染症の減少とともにガンも減少するはずでした。ところが逆にガンは上昇していきます。
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