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東京新聞 2003年09月30日

東京新聞 2003年09月30日

日付: 2007年05月08日 閲覧回数: 5274

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最後に

今回で私の来日は5回目になりますが、スターングラス博士と私が日本に来たのは、日本の放射能問題がどんなに深刻であるかを伝えるためです。事実、放射能が日本を殺していると言っていいでしょう。でも日本のお母さんやお婆さんたちができるとても効果的なことがあります。それは乳歯を集めることに協力して頂くことです。そうすることで自分たちがどれほど放射線の影響を受けているかという統計を得ることができます。そして、みなさん方ができることは、医師や善意ある議員、科学者などだれでも協力してくれる人たちに働きかけて、エネルギー政策の選択変換することです。なるべく早く原子力発電所を天然ガス発電所に変えなければいけません。そして今もっとも大切なことは六ヶ所村核燃料再処理施設を閉鎖することです。
                 ローレン・モレ
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(訳者あとがき)
アーネスト・スターングラス博士とローレン・モレさんが、今回日本にもたらしてくれた低レベル放射線の健康に与える影響データのいくつかは、そもそも1960年代に、東北大学の瀬木三雄博士たちが世界に先駆けて調査研究した結果であり、当時世界から注目されたものでした。私たち日本人はその貴重なデータをすっかり忘れていたのです。しかし、それには原子力の平和利用という名目で原子力産業(発電)を育成邁進させる日本政府とそれを後押しする産業界の原子力政策が、これらの貴重なデータを隅に追いやってきた事実があります。もし、瀬木博士らのデータが当時から国民のあいだに広く明らかにされていたら、これほど原子力産業が日本に栄えることもなく、原発も55基もできなかったでしょう。そして、考えるだけで身が震える想いがするのは、この数十年間に放射線の影響でいのちを落として行った幼いいのちがいったいどのくらいあっただろうということです。今を生きる私たちにできることは、これらの事実を広く伝え、これからの世代に少しでも安心できる環境を残してやることでしょう。
                          森田 玄

日付: 2006年12月05日
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